su-i-ca*

Sep 4, 2009 12:38am

「結局、自分が本当に好きなことだったら、いつからだって始められるのよ。結婚や出産、子育てが足かせだなんて思ってる人も多いみたいだけど、それは全然違う。人間は自分のためだったらどんなことでもできるの。精一杯を超えて、言ってみれば命と引き換えにできるのって自分のことだけ。

幾ら、夫のため、子供のためと力んでみても、自分の命と取り替えっこは絶対にできないでしょう。だから、自分の夢や希望の実現のためなら、どんな境遇にいたって、そんなの跳ね除けて何でもやれるのよ。それを周りの誰かのせいや環境のせいにするのは、なまけている証拠。

たとえ家事や子育てに追われていても、夫も子供も一日数時間は必ず眠る。眠ることさえしなければ、どんなときだって好きなことができるじゃない。一日あたり睡眠時間を三時間削れば、一ヶ月で九十時間。一年で千八十時間。一日の標準労働時間である八時間で割れば、一年で百三十五日分の時間が手に入るのよ。その生活を十年つづければ千三百五十日。つまり四年分近く、夫が会社で働いているのと同じだけの時間が作り出せる。その四年間があれば、やりたいことなんて何だってできるでしょう。

人間はそんなに眠らなくていいのよ。一日七、八時間は眠らなきゃ駄目なんて言ってる人は、本当にやりたいことを見つけていないだけ。本当にやりたいことさえ見つけられたら、眠るなんてもったいなくて、誰もそんなことに八時間も使おうなんておもわなくなるものよ。」

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白石一文 - 心に龍を散りばめて(P.72-73)

<MEMO>本書に出てくるこの言葉は“一年三百六十五日、休みなく毎日二十時間働く”という料理研究家の村上洋子さんがモデルとのこと。彼女の睡眠時間は23時から3時までの4時間だそう。

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